まずは、お帰りなさい!ついに第二章が始まりましたね!

◆第二章、1曲目『JO-DEKI』拝聴させていただきました。今までのポルカが全部詰まっていて今までのMVに比べて素の雫さんの笑顔が多い印象でしたが、どういった心持ちでMV撮影に挑みましたか?

 ありがとうございます!
おっしゃる通り、『JO-DEKI』のMVは、生っぽさや自然な表情にこだわっています。
MVやアートワークなどの作品を構成する要素である以上、自分の姿形も大切なクリエイティブの一つだと思っているので、今まではひたすら「美しい造形であること」に命をかけていました。
しかしこの曲は、自分の今までの愚痴や不完全だった部分を全て吐き出した、初の「非・お客様ファースト」な曲となっています。
ですので、全力笑顔もやるし、口からリスも出すし鼻血も出す、白目もむく、みたいな感じで、美しくないことをやってやろう! と意気込んで制作しました。

◆『JO-DEKI』のゲロゲロキラキラTHE「陽」の印象とは打って変わって黒を基調としたバチバチカッコいい「陰」なMVが印象的な『アウト』。 『JO-DEKI』→『アウト』のMVを公開した意図は何かありますか?

 『JO-DEKI』は明るくてポップで、みんな好きそうな方向性の楽曲です。第二章のスタートはポジティブな印象を与えたかったので、底抜けに明るい曲調の『JO-DEKI』でスタートさせました。対してアウトは、第二章の「新しさ」みたいなものを見せていきたいよね! ということで、演奏シーンのみのMVを初めて作りました。曲調も、ポルカがやったことのない、ストレートでデジタルライクなロックチューンとなっています。

◆『アウト』や『パンドラボックス』などギターが特徴的な曲が多いですが、どこからそんなカッコいいギターフレーズが思い浮かぶのですか?

 ギターフレーズに関しては私ではなくうちのエジマハルシ(Gt)が考えているので、私も「よくそんなん弾けるな~」と思いながら見ています(笑)。しかし、よくよく考えたら私が毎回ハルシに「主役のギター弾いて」、「俺だ~! って感じのソロ弾いて」といった無茶振りをしており、彼も追い詰められながら考えてくれてるんだろうなと思います。

◆第一章ではバンドでは珍しい「初音ミクの声」を使って楽曲を創るなど挑戦的な試みをされていましたが、第二章で挑戦したいことはありますか?

 原点であるバンドサウンドも洗練させつつ、もっともっといろんなジャンルに挑戦したいです。「これめっちゃいい曲だけど、誰?」ってなりたいです。全曲、あ~ポルカね! ポルカっぽい! って思われるのは本意じゃないというか。都度、ボカロ系の人かと思った! シンガーソングライターかと思った! R&Bのアーティストかと思った! などなど、素敵な驚きを与えていきたいです。

◆ズバリ雫さんの綺麗の秘訣を教えてください!

 保湿です。私はとんでもない乾燥肌なので、気を抜くとすぐにカサカサになります。自宅の全部屋にスプレー化粧水やリップクリームなどの保湿アイテムを常備しており、無意識に保湿するレベルで習慣化しています。乾燥肌に悩む人はみんな友達です。

◆本誌は三重県で発行しているのですが何か三重県の思い出はありますか?

 三重県にはまだライブで伺ったことがないので、いつか行きたいな~と思っています。
先日三重県のラジオ番組にリモートで出演させていただいた際に色々調べたところ、三重ってめちゃくちゃおいしいものあるやん!これも三重なの!?と、期待がマックスになりました。
特に赤福餅、三重県名物なんですね! めちゃくちゃ好きなので、知らずに爆買いしていました。今後、三重に感謝しながら食べようと思います。

◆最後に読者の皆さんへメッセージをお願いします。

 ポルカドットスティングレイは、チームも一新し、最高の第二章のスタートを迎えることができました。
『JO-DEKI』&『アウト』の2曲を連続リリースしましたが、現在早くも複数の曲を制作しています。今後もっともっとたくさんの素敵なお知らせが控えていますので、ぜひみなさんチェックしてくださいね!