7th Single「ファンタジック」のリリースにあたって、今作はボカロ Pやロックバンドのヨルシカさんのコンポーザーとして今注目を集めるn-bunaさんがプロデュースしているとのことですが、どういった経緯でn-bunaさんがプロデュースすることになったのでしょうか。

井上 以前からヨルシカさんを聴いていたので、ずっと気になっていたんです。スタッフさんにお名前を出したらご一緒させていただけることになりました。

n-bunaさんがプロデュースすることによって、刺激になったり良い影響を受けたりしましたか。

井上 言葉を選ぶセンスや曲の構成であったり、すべて刺激的でしたね。

今作を聞いていると、元気で明るい前向きな気持ちになります。制作していくなかで苦労したエピソードや、今作の聴きどころを教えてください。

井上 前向きでありつつ、切ない部分もあるので、その温度感のバランス(歌い方)が難しくて、とても悩みました。

今作の収録曲「ファンタジック」の、一番最初のフレーズ「ファンタジックな恋をして今も君が見れない」が、井上苑子さんの声ととても合っていて素敵だと思いました。作詞するときは、どのように言葉を見つけ出すのですか? 声に出して歌うことも意識しますか?

井上 歌いながら書くこともありますよ。音の響きを確認しつつ耳ざわりもよくノリのでる言葉を考えますね。

今作に収録されている曲の歌詞に「僕」や「私」といった、異なる一人称が使われていますが、作詞するにあたって、どのように使い分けているのですか?

井上 雰囲気や伝えたいものが、男女で共通するかを重視して使い分けています。

小6より作詞作曲をはじめ、高校入学とともに上京という経歴がありますが、小6の頃から今でも変わらない音楽活動の何か、芯にあるものなどあれば教えてください。

井上 全力で歌と向き合って、歌に溺れず浸ることです。

今後シンガーソングライターとしてもっと表現したいこと、伝えたいこと、これから行っていきたい活動や目標があれば教えてください。

井上 ライブがファンのみなさんにとって息抜きになって、活力になる場にしたいです。

2018年12月11日のZepp DiverCity Tokyoを皮切りに、「Inoue Sonoko Winter Tour 〜ファンタジック〜」がスタートしますが、意気込みの程はいかがでしょうか?

井上 世界観があり、みなさんをワクワクさせて盛り上げられるよう頑張ります!

では三重県のファンの皆様にメッセージをお願いします。

井上 ライブでみなさんの住んでいるお近くに行くときは是非会いに来てください。絶対楽しい時間にします! よろしくお願いします。