桑名市陽だまりの丘で始めたマフィン専門店。
優しいマフィンを朝焼いて販売するスタイルを続けて8年が過ぎた。
そして、2021年に桑名宿に移転オープン。新店舗でも親子3人で仲良く営業。

心を込めて焼いたマフィンを、ゆっくりと味わってもらいたい。

Chinatsu Koyama

小山千夏

オーナー

桑名生まれ。お菓子の専門学校を卒業後パリ留学へ。
主婦になってから陽だまりの丘にある自宅の玄関でお店を開く。
その後、駐車場に小屋を建てて営業。
2021年9月、桑名市北魚町に移転オープン!

学生時代の話を聞かせてください。

母がよく手作りのケーキを作ってくれていて、ケーキが大好きな子供でした!ずっと「ケーキ屋さんになりたい」と思っていて、高校は進学校でしたが、私は専門学校に進みました! 製菓専門学校卒業後、夢だったパリの『ル・コルドン・ブルー』へ留学しました。パリでは、作ったケーキを1ホールごとホテルまで持ち帰り、食べる毎日でした。
帰国後、お菓子から離れたくなり、イタリアンとベトナム料理の調理を経験しました。

結婚後、自宅の玄関で自身の店を始めた時の気持ちを教えてください。

出産後ハンドメイドマルシェに出会い、布小物を作り販売をするようになりました。そこで京都のマフィン専門店のマフィンを食べて、あまりの美味しさに衝撃を受け、私もやってみたいと考え、母に話してみました。
すると、「やってみたら! お母さんが改装費用出してあげる」とびっくりする返事が。
話をしてから約2ヶ月という速さで改装をし、玄関販売のマフィン専門店を開店しました。母と家族と陽だまりの丘にチラシを配り歩き、オープンを迎えた日は、お客様が来てくれるのかドキドキしていました。玄関ドアを開けたら、たくさんのお客様が来てくださって、マフィンを包みながら母と隠れて泣いた事を今でも覚えています。

自宅玄関と駐車場に建てたお店は、何年続けましたか?

「3ヶ月続いたらいいね。」とはじめたお店。お客様もどんどん増えて、暑い中でも寒い中でも並んでくださるお客様に申し訳無くて、小屋を建てる事を考え、玄関販売から約3年で小屋を建てました。
自宅玄関での販売は3年、駐車場の小屋は5年続けました。

玄関販売は3年、駐車場に建てたお店は5年続けた。
父:荒木利広さんと、母:荒木文子さんと一緒に。
桑名の歴史ある街並みに新築した新店舗は、イートインも可能。
『ペコリスコーン』の嶋坂桂子さんとは、長い付き合いになる。

その間にペコリスコーンさんと一緒にマーケットを開催したりと活動の幅が増えましたね。

ペコリスコーンのけいこちゃんとは約10年前のイベントで出会い、9年前から仲間とイベントを主催するようになりました。最初はハンドメイドの雑貨販売でしたが、私がマフィン販売に切り替えて、何年かして、「桂子ちゃんも食べ物しない?」と誘って、『ペコリスコーン』がはじまりました!
初めは小さなマルシェを開催してましたが
「もっと大きなマルシェがしたい!」と私が言い出したのをきっかけに、どんどんいろいろなマルシェを開催していきました!

そして今、新しく場所を変えて新店舗オープンですね!

移転は、ずっと考えてはいたけれど、子供が中学校を卒業してからと思っていました。お客様がどんどん増えて、駐車場を待つ車が10軒先まで並ぶようになり、このままでは、ご近所の方たちに申し訳ないと思い、本格的に不動産を探し、それから2ヶ月で今の土地を見つけました。予算的に、リノベーションをしてお店をする予定でしたが、法律の関係で解体更地にしなければいけないとなり、すごく悩みましたが、気に入った土地はなかなか見つからないと思い、決めました!リフォームでお願いしていたヒロ建築さんは、急に新築になったにも関わらず、快く引き受けてくださって感謝してます。
新店舗は、夢の一つだったイートインが出来ます! ゆっくりとマフィンを味わって頂けたら嬉しいです。場所は、桑名宿という歴史ある街並みです。歴史ある街並みで胸を張って営業できるよう、今まで以上に素材を大切に、心を込めてマフィンを焼いていきます!
これからも母と父と3人で、仲良くお店をしていきます。

INFORMATION

happy muffin

桑名市北魚町36
10時半〜15時 (instagramでご確認ください)
日曜・月曜・火曜・水曜

url:https://happymuffin.info/
Instagram : happymuffincafe

※お店の情報が変更になる場合がございます。詳しくは、各店のHPやSNSでご確認ください。